【読書感想】湯本香樹実著 「夏の庭 The Friends」 -ひと夏の少年達の成長期-

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一気に読み終えました。「夏の庭 The Friends」。
先日、たまたま手に取ったこの本がこんなに面白いとは思わなかった。
この物語は、少年達と老人の触れ合いを「生と死」を通じて描いており、
表紙のデザインとは相反して深い物語であった。
自分自身が「死」を感じたのはいつだろう?
自転車で大怪我をした時?
熱中症で倒れた時?
きっと、誰しも一度は自分が死ぬと感じたことがあるだろう。
また、身の回りで人の「死」を目の当たりにすることだって少なくは無いはずだ。
親戚の死。
祖父母の死。
友人の死。
僕らの周りには常に、「生と死」が混在している。
しかし、僕自身「生と死」を身近で感じることは多くとも、物理的に「死」を体験することは出来ない。
ボクは、他人の死を観測することによって「生と死」というものを初めて理解できた気がする。
「あぁ、人が死ぬということはこういうことなのか」と切実に感じたのは、数年前の祖母の死だ。
身近な人の死を観測することによって、人は初めて「生と死」を理解できるでは
ないだろうか?
存在が消え、人々の思い出の中にしかいない。それが、人の「死」だと思う。
物語の少年達は、小学六年生。
小学生というひとつの区切りの年に、このように「死」についてきっと、深く考えれたことは
ある意味幸せに思える。全ての世代の人に読んでもらいたい1冊だ。

夏の庭―The Friends (新潮文庫)
夏の庭―The Friends (新潮文庫)湯本 香樹実

新潮社 1994-03
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