【読書感想】有川 浩著 図書館内乱 「図書館戦争シリーズ②」 -表現の自由について思うこと-

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また、久々な感じで読書関連の更新。
図書館戦争シリーズ第2弾である「図書館内乱」についての感想です。

本作品で、このシリーズ初涙を流したのは言うまでもないです・・・。
「恋の障害」というエピソードなんですが、テレビ放送時はないエピソードでして。
初めて触れた物語でした。

聴覚障害の女の子(毬江)が出てくる話なんですが、
その子に図書館員が勧めた本の内容が、
「聴覚障害を持つ女の子がヒロイン」の物語の普通の恋愛小説なんです。
しかし、学校内で毬江がその本を読んでると、友人達から知らず知らずうちに
「障害を持つ子にこんな本薦めるなんて、配慮がないよねぇ~」との声。
この声を利用して、良化特務機関は図書館に対して、
図書館員の身柄を拘束・監禁されちゃいます。
そして、この仲間のピンチにタスクフォースは救出作戦を行う。


みたいな感じなんですが、
救出作戦に参加した毬江の言葉が非常に響きまして・・・。
「障害を持っていたら
物語のヒロインになる権利もないんですか?」


この台詞を目にした時、「そうなんだよな・・・。」とつくづく感じさせられました。
弱者を利用して、自由を奪うってのは本の中でも現実世界でも変わらないんだと。
特に、現実世界では発言力のない子供たちをダシに使って、いろいろ叫んじゃってますよねぇ。
そもそも、このエピソードが地上派で放送されなかったのは、物語に登場する
聴覚障害を持つ毬江の影響だそうです。(3巻のあとがきより)
一応、テレビ局側での自粛という形だったそうですが、
DVDでは映像化されたりと、ここでもいろいろと歪んだ形になってますが、
この歪みこそ後世へと伝えていかなきゃならないことなんだと僕は思います。

なんで、このエピソードだけ地上波では放送されてないの?
なんで、DVDには入ってるの?

こういう歪みが現れてるものってこれから先もずっと残るんですよね・・・。
まぁ、本当はこういうゆがみがない世の中になるのが一番です。
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