【雑記】 マルドゥック・スクランブル 改定新版 感想

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マルドゥック・スクランブル〈改訂新版〉
マルドゥック・スクランブル〈改訂新版〉冲方 丁

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「死んだほうがいい・・・」

この言葉からすべては始まった・・・。

遅くなって、申し訳ないです。ツイッターでは、絶賛してたくせにこんなに時間がかかるとは・・・。
一部と二部を読んでからというもの、ちょっとリアルに忙しかったのもあるんですけど、
初めて、マルドゥック読んだときのこととか思い出してました。
そう、あれはーーーー。って書くと長くなっちゃうので割愛させていただきます。

いやぁ、面白かった。この一言に尽きる。全体的にテンポがよくなったと思います。
この本を手に取るまで、正直な話「改訂新版」も「完全版」も、
僕の知ってるマルドゥックの世界観をぶっ壊すんじゃなかろうか?と心配したものです。

おかしいこと言ってるように思われるかも知れませんが、
「変わる」ってことは、結構リスクが高いことだと思う。
もちろん、「新しく」なるってこともだけど。
以前、この感覚はメタルの伊藤氏のノベライズ化の時にも感じた。


ここ数年、過去の作品をゲームでも、映画でも、そしてドラマでも
聞こえは言い「リメイク」って言葉で劣化させてきてるように思う自分がいます。
(無論、良い物もたくさんあります。)
やはり、好きだったいくつかの作品は人気もあったからでしょう「リメイク」されました。
しかし、その度に絶望です。言わば原作を汚してるように思える作品だったりすることもあった。
これは、リメイクだけでなく映像化の際もそうだった。
自分が愛した作品が崩れたようで嫌になった。

そんな前例があったからかもしれませんが、
僕はこの「マルドゥック・スクランブル」の改定新版・完全版にはあまり好意的ではなかった。
しかし、ブログでの著者の主張を聞いてみると本当に真摯に作品と向き合ってる気がして、
発売が待ち遠しくてたまらなくなった。

7年前にたまたま書店で手に取った「マルドゥック・スクランブル」という一冊の本は、
大切な僕の宝物だ。その作品が7年という月日を経てどうなるか?
覚悟して僕は読んだ。
そして、今日読了した。

涙が出た。純粋に涙が出た。今までに30回以上は読んだであろう作品でだ。
全てが美しくなってるようにも思えた。
この物語は、ある少女の「再生」の物語だ。それを本当にもう一度描いてくれた。
今まで以上に、感情移入して読めたからかもしれないが、本当に泣いた。

この作品も「再生」したように思えた一方、この作品は
「リメイク」や「改定」という言葉の区切りでは表現できないと僕は思った。
これは、「新生」だと。改めて感じた。
新しい読者が読んでも絶対にこの作品を好きになれるだろうと思った。
綺麗ごとですまない描写も、すべてそのまま。
一切、作品は壊されてない。
「進化」したようにさえ思える。これが、「新生」。

今作を読んで今まで以上に映画版への期待も膨らんだ。

今回、「マルドゥック。スクランブル 改定新版」刊行に携わった
作家・冲方 丁先生をはじめ、関わった全ての関係者の皆さん、
本当にありがとうございます。

これは、僕にとっての二度目の「マルドゥック・スクランブル」の出会いです。
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