【雑記】「虐殺器官」読了 いろいろ感想。

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購入してようやく二週間。読了しました。本当に久々に良い本に出会った気がしました。

【あらすじ】
サラエボが核爆発によってクレーターとなった世界。
後進国で内戦と民族衝突、虐殺の嵐が吹き荒れる中、
先進諸国は厳格な管理体制を構築しテロの脅威に対抗していた。
アメリカ情報軍のクラヴィス・シェパード大尉は、それらの虐殺に潜む米国人ジョン・ポールの影に気付く。
なぜジョン・ポールの行く先々で大量殺戮が起きるのか、人々を狂わす虐殺の器官とは何なのか?


【感想】
この小説の中では、一人称をずっと「ぼく」で変えなかった点を自分としては非常に
評価してます。読んでみてて思ったのが主人公がまだ成長段階にあって、
「完全な兵士」ではなかったことだ。「ぼく」という文字がそれを現してたように
読み終えると感じました。

本作は近未来SFということで様々な社会問題や軍事機器の進化した姿などが見られ、
興奮しました。社会問題なんですが「今」の問題がそのまま、映し出されており、
リアルな感じがしました。「今」がそのまま投影される未来が舞台だったからこそ、
ここまで作中の世界観をリアルに完成させることが出来たのだと思いました。

・MGSからの影響
様々な点で受けてると思います。MGSというか小島監督のですが。
作中にミームやら、HALO降下とか色々詰め込んであって読む人が読めば必ず、
ニヤリとするはずです。あんまり良く覚えてないんですが、たぶん「虐殺器官」のほうが
初めだとは思うんですが「オクトカム」と同じ装備が作中でも描かれておりよかったです。
また、明らかにMGSの中に登場するSAAを持った男が出たりと読んでて飽きなかったです。

もっと語りたいけど、これ以上はネタバレになりそうなんで・・・・

SF小説自体は嫌いじゃなかったのですが、最近手に取ることが少なかったジャンルの1つですが、
今作を読んで再びSF文学を手に取る機会が増えそうです。
この作品が伊藤氏のデビュー作と考えると彼は、真の「才能」と言う物を持ってたように
思えます。誰が読んでも今作は、衝撃を受けると思います。
フィクションの逆襲が始まったと感じたのは私だけではないでしょう。
それだけに若くして亡くなられたことが悔しくて仕方ありません。
ご冥福をお祈りします。

買って絶対に損はないです。興味のある方は是非手に取っていただきたい。
「フィクションの逆襲が今、始まる」

虐殺器官 (ハヤカワ文庫 JA イ 7-1)
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